Vividir(ビビディア)

事業成長を実現するための実践書『事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー』、代表の木村の著書が11月29日(金)より全国発売開始

当社代表が、創業以来累計200社以上の企業研修、アクセラレーションプログラムで登壇してきた内容に基づいた、戦略と数字を橋渡しする、世界初となる書籍を出版いたしましたことをお知らせします。

事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー

執筆に至る背景

当社は、当社プロダクト「Vividir」を通じて、スタートアップから大手企業の経営管理・事業成長の支援をしてまいりました。一方、利用者の方々においては、「そもそも事業計画とは何か」「事業計画を作る意義は何か」という根本的な理解が共通化されておらず、事業計画を作る担当者が「(事業計画を)言われたから仕方なく作る」、「そもそもどうやって作っていいかわからない」という状況がほとんどの企業で見られました。

またその作成過程においても、実務担当者として様々な困難・壁に直面することがわかりました(注1)。

そこで当社は、代表の長年にわたる事業計画作成及び作成支援経験に基づき、その意義や作り方を体系化した研修講座を独自に開発し、国内の大手企業や、スタートアッププログラム・アクセラレーションプログラムで実施してきました。企業研修としては累計200社以上で実施し、スタートアップ向けには100回を超える回数のセミナー、ワークショップを実施してきました。

(注1)事業計画作成に携わる方の悩みに関しては当社が公表した過去のリリースをご参照ください。 【事業者調査レポート 事業計画作成時に悩むポイント】事業計画を「作り込む程度がわからない」という結果に! 【事業者調査レポート 事業計画作成時に悩むポイント】企業の成長段階ごとに、人件費・組織づくりの課題は変遷 【事業者調査レポート 事業計画作成時に悩むポイント】全体の7割がオフィス移転費を考慮しないと回答

本書について

当社が大手企業及びスタートアップアクセラレーションプログラムにおいて実施した、研修・ワークショップ、セミナーを経て、幾度も改訂を重ねられた事業計画講座に基づいた内容となっています。特に実務家の方たちが事業計画を作る上で、立ちはだかる壁や悩みを詳細に解説しています。

事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー 特徴

本書の特徴

本書は、従来の「事業計画」を冠する類書と全く異なった位置づけにあります。「事業計画書」として記載すべき項目を網羅的に紹介する書、収益計画を表計算ソフトでどう表現するかに焦点を置いた書、スタートアップ・新規事業立ち上げ時に活用するフレームワークを紹介する書があります。本書はそのいずれでもなく、「事業計画を活用し、事業成長にどう結びつけるか」を主題としています。

網羅的に事業計画書を作成し、フレームワークで考えを整理した上で、事業をどう実行に移していくか。収益計画を表計算ソフトで表現する前にどのように戦略を定量化できる考えに落とし込んでいけるか。このように今まで語られなかったものの事業を行う上で最も核心となる内容に真正面から切り込んだ本邦初の内容となっています。

本書が想定する読者の方

本書はそのメインテーマから、事業計画に関わりのある方を幅広く対象としています。

投資家・金融機関向けに事業計画を作成・説明する必要に迫られた起業家やCxO

二桁成長を狙う大手企業の経営幹部・事業責任者や新規事業担当者

大小関わらず、企業成長・事業推進を支援・伴走するコンサルタント、会計士・税理士、中小企業診断士といったプロフェッショナル

上記に関わらず、ビジネスパーソンとして身につけたい「事業を構造的に捉えるスキル」が体系的に身につく内容となっています。

本書の内容・目次

本書は以下の9章で構成されています。

事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー 目次

加えて、「いい事業計画とは何か?」「事業計画に求められる正確さとは何か」、「作成する適切な粒度・期間」など実務家がよく悩むポイントに加え、「グローバルデカコーンが見ているたった一つのKPI」など示唆深いエピソードついても解説・言及しています。

また最大のポイントはKPIツリーを構築するための世界初の体系である「収益構造分解理論」です。多種多様なビジネスモデルでKPIツリーを設計する方法論が確立されてきませんでした。これは日本だけに当てはまるわけではなく、海外・シリコンバレーなどでも「できる人が勝手にできるようになっている」ノウハウでした。これを体系化したのが本書の類書に見ないポイントとなります。

事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー KPIツリー

※本書内では収益構造分解理論の解説のみならず、さまざまなビジネスモデルに適用した事例も紹介しています。

推薦のコメント

帯コメントをくださった田所雅之様、北嶋貴朗様に加えて、本書に対して次のような推薦コメントをいただいております。

石野 雄一 様(オントラック社代表、「道具としてのファイナンス」著者)より 単なる「事業計画」の枠を超え、企業の未来を描く「成長ストーリー」を生み出す実践的な知恵の宝庫です。本書には、仮説と検証を軸に、現場で鍛え抜かれた実例と具体的なフレームワークが詰まっています。ここまで体系的かつ情熱的に「事業計画」を語る一冊に出会ったことはありません。

坂本 隆宣 様(ベンチャーキャピタリスト)より 事業計画は経営の根幹であり、羅針盤であり、魂であるのですが、実務で芯の通ったものをバシッとつくるのは意外と難しいです。本書は「なんか上手くいかないな〜」と感じていた経験者が読めば学びがあり次に活かせますし、これから初めて事業計画作ります」という方にも勘所を予め掴めるのでおススメです。 事業計画は大事〜! 坂東は英二!

千保 理 様(デット・ファイナンス研究家、「ベンチャー企業が融資を受けるための法務と実務」共著者)より 複数の業界&複数の国で働いたご経験、大学院時代に得たであろう先行研究へのリスペクト、サービス精神旺盛なお人柄、シャイと仰りながらもウイスキーを通じて知り合った仲間、そして何よりもファイナンスへの愛――。木村さんでなければ書き得なかった内容です。企業財務の専門家としても、元書店員としてもお薦めいたします。

宮田 道生 様(IVry CSO)より 大企業でもスタートアップでも事業計画作りは戦略の要です。しっかりと作れるかどうかで会社の成長は大きく変わります。 スタートアップとして大型資金調達を実現したノウハウはこの本に詰まっていますのでオススメの一冊です!

安川 新一郎様(ビジネス思想家、「BRAIN WORKOUT」著者)より これまでに事業計画を2000社立案してきたミスター事業計画木村義弘氏による 現代の「商人八訓」(渡辺崋山)。事業を企む全ての人が知るべき極意がこの一冊に全て詰まっている定本だ。

代表木村コメント

構想から4年、執筆を始めて3年の月日が経過していました。

当社が提供するVividirと同じく、もっと早くまとめて世に出すこともできたかもしれませんが、自分自身日々の事業運営の中での学びや気付きをもって本書執筆のPDCAを回して改善を繰り返して、書き直す日々が続きました。

とはいえ、一つの体系としてまとめきることができた現段階で、少しでも早く皆様にお届けしようと、このタイミングで出版に至ることができました。

本書執筆の過程でご協力者してくださった皆様、および本書執筆の間、当社事業を支えてくれたメンバー全員に、万雷の喝采を!

短いサイクルを高頻度で回して成長する様子
短いスパンで非連続な企業成長を遂げるモダンな組織のためのインフラ